ディスクを追加する

コンピュータに新しいディスクを接続したときには、ディスクを初期化しなければボリュームやパーティションを作成できるようになりません。新しいディスクのインストール後に初めてディスクの管理を起動すると、ウィザードが表示されます。このウィザードは、オペレーティング システムにより検出された新しいディスクの一覧を提供します。このウィザードを完了すると、オペレーティング システムは、ディスクにディスク署名、セクタ マーカーの終わり (署名ワードともいう)、およびマスタ ブート レコード (MBR) または GUID パーティション テーブル (GPT) を書き込んで、ディスクを初期化します。ディスク署名が書き込まれる前にウィザードを取り消すと、ディスクの状態は [初期化されていません] のままになります。

ベーシック記憶域またはダイナミック記憶域のどちらでも使用できます。ディスク上にパーティションと論理ドライブを作成する場合や、他のオペレーティング システムのディスクを使用する場合は、ベーシック ボリュームを使用するベーシック記憶域を使用します。ベーシック記憶域は、後でダイナミック ボリュームを使用するダイナミック記憶域に変換できます。Windows XP Professional または Windows Server 2003 のオペレーティング システムとデュアル ブートするように構成された MS-DOS、Windows 95、Windows 98、Windows Millennium Edition、Windows NT 4.0、または Windows XP Home Edition を実行しているコンピュータでは、ダイナミック ボリュームにアクセスできません。

ダイナミック ボリュームには、シンプル、スパン、ストライプ、ミラー、および RAID-5 の 5 つの種類があります。Windows 2000 Professional、Windows XP Professional、または Windows XP 64-bit Edition (Itanium) を実行しているコンピュータでは、シンプル ボリューム、スパン ボリューム、またはストライプ ボリュームを作成できます。Windows 2000 Server、または Windows Server 2003 のオペレーティング システムを実行しているコンピュータでは、5 種類すべてのダイナミック ボリュームを作成できます。ただし、Windows XP Professional を実行しているコンピュータを使って、これらのオペレーティング システム上にミラー ボリュームと RAID-5 ボリュームをリモートで作成することはできます。

Windows XP または Windows Server 2003 のオペレーティング システムを実行しているコンピュータで使用できるパーティション スタイルまたはボリュームの種類については、「パーティション スタイル」を参照してください。

新しいディスクを初期化する方法については、「新しいディスクを初期化する」を参照してください。

既に初期化されているディスクをインストールするには、「ディスク情報を更新する」を参照してください。

初期化されたディスクの記憶域の種類を変更するには、「ベーシック ディスクをダイナミック ディスクに変更する」または「ダイナミック ディスクをベーシック ディスクに変更する」を参照してください。