SATAホストカード導入関連


接続方法は当初、IEEE1394で進めていたところ、2003年10月、玄人志向から「CD/DVD ROM(RAM)等のATAPIデバイスもサポートし、SiliconImage製チップ同士ならホットプラグに対応」という、4チャネル対応のSiliconImage製Serial ATAコントローラ「SiI3114」を採用した初のSerial ATAカードSATA4P-PCIが登場し、変換基板の入手性とコストパフォーマンスからSerial ATAを選んでみた。

玄人志向SATA4P-PCIとSATARAID4P-PCIとSERIALATA1.5-PCI
その他ホストカード導入記
Marvell 製 88SX5081チップ搭載 8チャネルSerial ATAカード
玄人志向 SATA2RAID-PCIX (Sil3124)  


SiliconImage製Serial ATAコントローラ「SiI3114」

玄人志向SERIALATA-DATに搭載されている
PATA>SATA変換チップ「SiI3611」

SiliconImage リンク
SiI 3112の関連はサイトから突然消されていますがドライバー類はSiI3512SiI3x12の名前で探してください

テスト用に最初のHDD側の変換基板ABITSerillel2を購入してみたら、いきなり軽い障害にぶち当たる。
ViPowERリムーバブルケースではIDEコネクタと電源コネクタが密接している為、抜き挿し時に指を引っ掛ける電源コネクタのツメが干渉して入らない。カッターで削り取って対処した。


玄人志向のSerial ATAカードSATA4P-PCIは2枚購入。
念のため複数挿しで問題が無いかを確認する必要もあったので本当は3枚欲しところだが新宿ではこの2枚しか在庫が無かったのとあと1枚は2ポートで十分なので安価なタイプを欲しいと思った為。
テストに使ったマザーはSIS655チップのAOPENのAX-45-4D MAX いきなり2枚挿して見たら起動すらしなくて焦る。挿す場所を変えたりしていたら問題なく起動したよ。

HDDはジャンパの設定をマスターに設定しておかないと認識しないので注意。


ホットスワップを有効にするにはクライアントとなるリムーバブルケース側に付けたUltraATA>SATA変換基盤の電源をON/OFF出来なくては・・・。
USBやIEEEの方法と同じくリムーバブルケースのスイッチとSATA変換基板の電源を連動させる改造を行う事によってこの問題は解決できる。
方法はリムーバブルケースの基板を引き出して配線を付け足すだけの簡単な改造。詳細はコチラ
通常PCの電源ケーブルは5V(赤)と12V(黄)で黒がGND。間違えないよう注意深くハンダ付けする。ハンダを盛りすぎて隣接する端子とショートしないように注意。
黒のGND配線はともに接触させてハンダ付けしても問題はないので楽チン。


1台だけPCに接続してホットスワップを確認してみる。
ViPowER
電源ON!

カーソルしばらく固まる・・・

無事HDDが認識される(マイコンピュータで確認)

ViPowER電源OFF!

HDDが消える(マイコンピュータで確認)

ウマー(゚д゚)

ということで、1台は確認ok
とりあえず全ての配線完了。


ハードディスクを取り出す場合、推奨出来ませんが、ViPowER電源OFFだけで可能です。このときデバイスマネージャーからそのドライブも消えます。
しかし、いくらホットプラグ対応とはいえ、認識上は固定ディスク扱いですので「取り外しを支援するツール」などを使わない限り、ディスクの取り外しアイコンのようなものはありません。外すときはアクセスランプだけが便りです。慣れちゃうとブッチンブッチンしまくりですが、イベントビューアのシステムのログに下図にような警告とエラーが記録されます。

大丈夫かどうかはインストールしているソフトや使用環境及び設定などにも左右されると思われます。不安な方はデバイスマネージャーからドライブの削除を行ってからが無難です。
 一々デバイスマネージャーを開いて消したりハードウェア更新のスキャンを実行していくのは面倒と言う場合はSwap Managerと言うプログラムを導入してみるのも手です。このプログラムが行っていることは上記のデバイスマネージャーからドライブの削除とハードウェア更新のスキャンを実行しているのとやっていることは同じですが、デバイスマネージャーから操作するより利便性は良くなります。
このSwap ManagerはIDE接続のリムーバブ化で利用するには再起動せずに何度か取り外しなどの操作を繰り返していると自分の環境では何かと問題が出てましたが、SATA(SCSI認識)のリムーバブ化での利用には問題がない様です。

上図のように多数のHDDが接続されている場合は、まとめてSwapOutさせて一台づつスイッチを切っていくとスイッチが切られていない残りのHDDが再び認識されてしまったりするので一台ずつSwapOut(※SwapOutをクリックすると該当するHDDのアクセスランプが点灯するのでSwapOutと同時にスイッチも切らないように注意。)させてスイッチを切らないといけない

※このソフトは表示できるのは8台までで、それ以上を接続した状態で起動すると、まずプログラムが落ちます。その後Windows XPもフリーズ・・・。
多数のHDDをSATAリムーバブ化した場合におけるSwap Managerの操作と注意点等は別項に準備

上記の取り外しの問題点を解決する便利ソフトの登場 04・12・06

+FORTUNE OVERTURE+さんサイトにあるDriveManagerと言うソフトを使うと「取り外し、再認識」がUSBやIEEE1394などのホットスワップと同じ感覚で扱えるようになる優れもの。


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