Marvell
製 88SX5081チップ搭載 8チャネルSerial
ATAカード
6/30追記
その後
XeonDual PCI-XマザーボードRIOWORKS PDPEA Lite
を導入し色々試しても結果は同じでした
こうなってくるとSupermicro
のマザーボードで使っても変わらない可能性が高いと思うんだけど・・・どうなんでしょうねぇ。
更に更に気になるレポートをUSER'S SIDEのHPで発見し、同じ症状じゃないけれど、なんかもうMarvellに対する不信感が増した。
RAIDCore
RC4000 RAIDコントローラ交換プログラムの詳細について
一部抜粋「このトラブルがMarvell
Technology Groupより調達したコントローラ自体のエラーによるものである事を確認しております。」
('A`)・・・
64bit/133MHz PCI-X対応で8チャネル装備のSUPERMICRO製SAT-MV8を導入してみた。
このカードのコントローラチップはMarvell製で、ネイティブではないSerial
ATA接続の内蔵用HDD
では大抵このメーカーのパラレルIDE変換チップが利用されている事で知られている。また、Serial ATA - パラレルIDE変換ボードではSiliconImage製チップを採用した物が殆どだが一部の製品ではMarvell製を採用している物も発売されている。
この8チャネルSerial
ATAカードが搭載しているコントローラチップは88SX5081で64bit/133MHz
PCI-X対応を筆頭にソフトウェアRAID機能のサポートや「Tag
Command Queuing (TCQ)」という有名な物から「Interrupt
coalescing for minimal CPU overhead」、「IEnhanced Direct
Memory Access (EDMA)」、「Serial ATA physical interfaces (PHYs)」、「implement
Spread Spectrum Clocking (SCC)」、・・・等と言ったよく判らないがパフォーマンスやRAID機能に関すると思われる機能がてんこ盛りでサポートされている反面、ホットスワップなどの実用的な機能のサポートが謳われていないのが気になるところ。しかし、多連装HDDを目論む場合、1スロットで8チャネルのSerial
ATAを接続できるのは非常に魅力的で、BIOSもRAID機能も省いて安価に発売されたこのSAT-MV8に早速飛びついたのだった・・・。
このSAT-MV8は64bit/133MHz PCI-X対応であるが、それに対応するスロットを持った高価なマザーなどは持っていない.。
しかし、64bit/133MHz
PCI-Xのカードは33MhzPCIスロットでも挿入できるようにスロット形状は互換性があるので(挿さるからといっても全てのカードが動作するかどうかは不明だが)現在、メモリやCPUなどの相性問題で制限が多いながらも玄人志向のSiliconImage製チップ搭載カードを3枚挿しで健気に稼動中の一般的な33MhzPCIスロット+AGPのみでSIS655チップ搭載AOPENのAX-45-4D
MAXにとりあえず突っ込んで見ることにした。
カード表 コネクタの周りにある米粒みたいなチップは全部発光ダイオード Supermicro
のマザーボード専用オプションと言う事から、箱は真っ白で付属品は通常サイズのブラケットとロープロファイル用のブラケットが付属するのみでケーブルどころかドライバーディスクやマニュアルすら入っていないと言う、バルク感溢れる内容であった。 |
|
裏面: 安いビデオカードみたいだ | |
コネクタ部分のアップ。
2段構造となっている |
とりあえず玄人志向のSiliconImage製チップ搭載カードが3枚挿さったSIS655マザーAOPENのAX-45-4D
MAXに4枚目のSerial ATAとなるSAT-MV8を最後の空きスロットに突っ込んでみたが・・・。 あえなく起動すらせず4枚挿しは玉砕。 どこに挿しても起動すらしないという落ちは考えない(笑 仕方ないので既に挿さっている3枚の玄人志向のSiliconImage製チップ搭載カードのうちどれか1枚を外し、替わりにSAT-MV8を挿入するしかないのだが、64bit/133MHz
PCI-X対応カードを33MhzPCI・オンリーのマザーボードに挿すにはカードの64bit拡張分の端子が剥き出しでスロットの外にはみ出す為にうまく認識できるソケットにちゃんと挿せるかどうかはマザーボードのレイアウトにかなり影響される。特にサウスブリッチにヒートシンクがついてる場合は最悪。 |
|
恐る恐る電源を入れてみると、とりあえずあっさりと起動してくれて一安心 ドライバーをSupermicro のサイトから入手しインストールすると無事に認識され動作した。 HDDはSiliconImage製チップ搭載カードと同じくSCSIドライブとして認識される カード及びHDDなどに関するユーティリティ類は無い。 SiliconImage製チップ搭載カードと機能やHDDの扱いなどは変わらない。 一通り動作チェックを開始。まずは個人的に重要なホットスワップの確認から ・ViPowERのスイッチ・オンでHDDが認識--->OK! HDDの認識はSiliconImage製チップ搭載カードより速い 認識時にマウスカーソルが固まる事は殆どない、あったとしても一瞬。 ・ViPowERのスイッチ・オフでHDDが消滅--->?! ・HDDのスピード 以上。ここまでは順調であったが、Windowsの省電力機能に関する部分で恐ろしい地雷が隠れていた。 スタンバイを実行すると事態はもっと深刻で、スタンバイに入ってもハードディスクの電源は切れないで回りっぱなし、スタンバイから復帰すると一見SAT-MV8に接続されたハードディスクはまともに認識されているように見えるが、アクセスすると砂時計が出たまま反応なしとなり、やむなく再起動することになるのだが、再起動後そのハードディスクにアクセスすると「ファイルまたはディレクトリが壊れています〜・・・」と言う非情なメッセージを吐き、ディレクトリ構造が破壊され利用不可となったハードディスクが1台出来上がった。 |
通常の動作自体はホットスワップも含めてとりあえず動くので、おおらかに考えれば「ハードディスクの電源を切る」「スタンバイ」等の機能は、使わなくても問題ないのでこのまま使うことも出来るが、正直、安心して使える状態ではない事は確か。
まぁ、例えるならSiliconImageと言う妻子(カード/変換基板)がありながら不倫相手(Marvell)を強引に家に連れ込んでいつ修羅場がきてもおかしくない状況?
このSAT-MV8のチップに採用されているMarvellに対してHDD側にはSiliconImageのチップと言う組み合わせが問題の可能性も高そうな気もするが、変換基板はSiliconImageチップの物で既に必要十分な数を揃えてしまった為、Marvell製チップ
の変換基板をこの検証ために買うかどうかは悩むところで、しばらく適当に詮索してみることにする。
SATAホストカード | SAT-MV8 | SATA4P-PCIx1 | SATA4P-PCIx2 | SATARAID4P-PCIx1 | SATA4P-PCIx2+SATARAID4P-PCIx1 |
スタンバイ(S3) | X | ○ | ○ | ○ | ○ |
HDDの電源を切る | X | ○ | ○ | ○ | ○ |
システム休止 | X | ○ | ○ | ○ | ○ |
ホットスワップ | ▽ | ○ | ○ | ○ | ○ |
OS起動 | - | ○ | ○優先順位?有り | ○ | ○優先順位?有り |
ローレベルフォーマット | - | - | - | ○(BIOS) | - |
温度計測 | 1台 | 1台 | 1台 | 1台 | 1台 |
とりあえず、ガッカリな結果になってしまった。保証外の動作環境とは言えMarvellのチップに対するトラウマだけが残った(笑
感想としてはSiliconImage製チップの互換性の高さと安定性は安い上によく出来てる物だなぁ・・・市場での流通量の多さは伊達じゃない。と痛感したといったところ。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||