多連装用フレームの製作 フレーム仮組


仕様素材はアルミで、主な構成材は船舶用としても利用されているA5052の肉厚板を使用。その他の部分は一般的なアルマイト処理されたA6063となっている 
ネジは主にM4のキャップタイプで素材には強度と質感の良さからステンレス製を使った。
上記材料は東急ハンズで揃えるとともに指定したサイズに全て切ってもらった。工賃は馬鹿にならないので直線でカットするだけの単純なものだけである。
ネジ穴は自分で穴をあけてタップを切った。

このフレームに関しては図面を書いて材料をいっぺんに全部用意したのではなく、アルミ板一枚を買ってはリムーバブルケースに押し当てるようにして、
必要な構造と装備を試行錯誤しつつ継ぎ足していくと言うアバウトな方法で進めている為、完成形がどんなものか作っている本人も判らないのが愉快?で、仮組したフレームはこんな姿になった訳だが・・・。
これだけでも大雑把に金額を出すとなんと加工工賃込みで3万円を突破!(PCケースを流用したほうが安上がりってのは無しで)数ヶ月かけてちまちまと買い足しで組み上げている為に実感は湧かないが、金額と比較すると製作中の物の見た目からはまったく想像出来
ませんなぁ・・・

金額が高い理由は殆ど材料費だが、ある程度の大きさの素材から必要なサイズを切り取って使用している為、工賃が掛かる事と行き当たりばったりな事から強度不足やパーツ取り付けなどの利便性を考慮してやむなく変更するなどの失敗で買い直しがちょくちょくあった事が大きいが、実は意外と大きかったのが
ステンレス製キャップタイプネジの値段で大きさと質量あたりの単価で考えると一番高価であった
とは言え見た目はともかくその圧倒的な質量感を与える肉厚のアルミ材の物量はいい感じ。

フロント 
手前の角材2本を外す事によって9台を一まとめにした多連装リムーバブルケースユニットを装填できる・・・予定 リムーバブルケースを更にリムーバブル化?
 リア 
 電源などを取り付けるステーの役目も兼ねるスペース(最大2台)予定地

パーツなどを固定させる為のステー類を除く、フレーム部材の肉厚は最大で8mm、他5mmのアルミ合金製となっている。
初めは板状の部分は市販アルミケースなどで一部に採用されている3mm厚で試みたが、長い部分ではたわみが激しく剛性に乏しいうえに見た目的にも貧相で、9台ものハードディスク入りリムーバブルケースを搭載するには積み重ねて固定してタワー型として利用するにはいいが、横置きで持ち上げた場合、その重さであっさり歪む事が判明。このフレームはオーディオラックなどに入れられるように横置きの使用も考えている事から3mm厚はフレーム部材として使うには断念したが、リムーバブルケースを直接固定する部分の片側にはその柔軟性?を生かし、リムーバブルケースやCD/DVDドライブなど5インチベイアイテムの微妙な寸法のバラツキを吸収させる事を期待して補強用角材をネジ止めししつつ採用している。

フロント側上面
リア側上面
コの字のステーは変換アダプタを押さえる為のスタビライザー用

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