暑い夏がやってまいりました。
リムーバブルケースに押し込んだHDDの温度が気になるこの季節いかがお過ごしでしょうか?
HDDの温度に気をとられている間にマザーボードとCPUが死んじゃったよ・・・。JETWAY
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データ置き専用としてたまに通電する程度のリムーバブルケースなら問題ないものの、常時稼動として利用している場合リムーバブルケースに入れたHDDの温度には気をつけたいところ。
そう言う訳でViPowERのリムーバブルケースの温度を測ってみた。
ViPowERのリムーバブルケースのプラ・アルミどちらにもいえる事だがHDDの形状にはインナーの吸気口から入った空気が通り易いHDD(日立、Seagate)と通り難そうなHDD(Maxtor、Westean
Digital)があり一番冷やしやすそうな形状なのは日立>Seagate>>Westean
Digital>Maxtor
(HDD形状参照)の順と思われる。MaxtorのHDDの場合その形状故に、インナーの吸気口から流れる空気を殆ど塞ぐ形になっておりプラ・アルミどちらも殆ど温度に差がない現象が起こる事が予想される(アルミの場合フロントファンがある分若干は下がるとは思う)。
ViPowERのプラフレーム+プラインナー ※PCケースのサイドの蓋は開放して計測 使用HDDは日立の160GB HDD
下段〔1〕がViPowERのプラフレーム+プラインナー ケース内固定と比べてプラフレーム+プラインナーは6℃ほど高い |
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プラフレーム+アルミインナーに交換
上段〔0〕が単純なケース内固定 下段〔1〕がViPowERのプラフレーム+アルミインナー MAXの最高47℃が40℃に低下。アルミインナーの効果が確実に表れている。 |
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ケースのサイドの蓋を閉めた状態の温度
上段〔0〕が単純なケース内固定 下段〔1〕がViPowERのプラフレーム+アルミインナー |
別なPC での例 上段〔1〕がシーゲイトのHDD ViPowERのプラフレーム+アルミインナー 下段〔0〕が日立のHDD ViPowERのプラフレーム+プラインナー プラフレーム+プラインナーの場合、デフラグ実行時のMAXは最高63℃まで上昇した為、中断した。 HDDを複数積んだ場合では最近流行の12cmファン搭載の静音電源だけではケース内の廃熱が追いつかない可能性が高いので注意 確認した例:ワタナベ電源のみの廃熱では熱暴走でPCが異常終了を起こした |
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上段〔1〕がシーゲイトのHDD ViPowERのプラフレーム+アルミインナー 下段〔0〕が日立のHDD ViPowERのプラフレーム+アルミインナー プラフレーム+アルミインナーにすると再計測から約40分後で38℃まで低下し安定 ViPowERのアルミインナーのフロントファンは伊達じゃない事がよくわかる プラフレーム+アルミインナーでこれだけ効果があるのでアルミフレーム+アルミインナーにすればより効果があると思われる。 |
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116GBのmpeg2データを 上段〔1〕のシーゲイトのHDD ViPowERのプラフレーム+アルミインナー から 下段〔0〕が日立のHDD ViPowERのプラフレーム+アルミインナー へコピー中 ※途中温度が下がっている部分は室内のエアコンが動作していた為 |
ViPowERのアルミインナーのフロントファンは効果がある事はよく判ったが、問題はファンの回転音はどうしても発生する事とそのファンの耐久性。 早い物では3ヶ月程で轟音の異音を発生したりするなど大抵は短寿命。 とは言え突然回らなくなってしまうよりはマシなので、1シーズンごと安いファンを購入して交換するか、高価でも信頼できるファンに交換するなどの対策は必要かも ここではViPowERのプラフレームにアルミインナーを挿入しているが、製品にバラツキがある為、全てのプラフレームにアルミインナーが挿入できるとは限らない点に注意。 おしまい。 |
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